ファイティング運動会・1
秋は親睦運動会の季節。体育会系のブソンは楽しみで仕方ない。でも、彼の出場競技に付き合わされるコサブロウは戦々恐々。
いつものメンバーの中では、ブソンと一番身長の近いのがコサブロウ。そのため、二人三脚に引っ張り出されるハメになる。
どうやら今年もその予感。
優勝目指してばく進するブソンに、周囲は振り回されてばかり。たまには違う競技も入れてはどうか。
彼を大人しくさせるために、フォークダンスを提案するバショウとコジロウ。
しかし、ただ踊るだけでは納得させられない。そのためダンスでありながらも競技の形にすることに。
身長で組まされるコサブロウには、ブソンから逃げる言い訳がない。もう彼とは出場したくないと訴えるコサブロウに、運営委員のモンドから助け舟。
「部隊長のタツミさんを入れたらどうでしょう」
「でも、タツミはほとんどこっちには戻らないぜ」
「団の行事なら総務から呼び戻せます。ブソンさんとは同じ所属ですし、体格的にも組むにはちょうどいいかと…」
特務・機動班の混合チームは、早速出場競技のメンバー決め。
タツミもブソンも、クセがありすぎてどうにも扱いづらい男達。双方の性格と気性がうまい具合にあってくれれば、かなりの戦力になるのは間違いない。
ただし、ぶつかりあった時には最悪の状態にもなり得るもろ刃の剣。
運動会当日。
やってきたタツミは、戦力としては申し分ない人物。優勝も夢じゃない特務・機動班チーム。
自分とタツミがいれば絶対大丈夫と、ブソンは早速強気の勝利宣言をぶちかます。
「優勝出来なかったらどうするんですか?」
バショウの問いに、
「俺とタツミが責任とって、お前の言う罰を受けてやるよ」
「バカ、俺を巻き込むな!」
それでは…と指定した罰ゲームは、「可愛い格好で一日を本部で過ごすこと」