タッグバトル競技会・5
ところが、コサブロウがやらかした。
何を急(せ)いていたのか、ヌオーにじしん攻撃を命じてしまう。
じしんは強力な地面ワザ。ただし、相手に効くが味方にも効いてしまう諸刃の剣。
あまりにあまりなワザの選択に、ブソン驚愕。
ライバルに売られたケンカは、買わねばなるまい。…とばかりに、コジロウもマネネのワザにものまねを選ぶ。
ものまねは、バトル中の相手のワザをコピーするもの。マネネはすぐにヌオーのじしん攻撃をコピーする。
驚いたのは相方のバショウ。
自分のハガネールが、今このフィールドの下にもぐっているのだ。ハガネールにじしん攻撃は鬼門中の鬼門。
コジロウはそれを分かっているのだろうか。
ブソンのプリン、あえなくダウン。初歩的なミスを犯してしまったコサブロウに、ブソン怒り心頭。
バトルの相手がバショウだった事で熱くなっていたブソン。すっかり冷静さを失いコサブロウを責め立てる。
気の短いコサブロウも、とうとうブソンと口げんか。
一方バショウは、味方のワザで倒れるという結末にやりきれなさを感じて落ち込みモード。
文句のひとつも言いたいのだが、コジロウは昔からこういう男。分かってて組んだのだから仕方ない。
さすがに今回の失敗はマズイと思ったらしく、とにかく平謝りに謝るコジロウ。