例えばこんな日常・3

今夜はターゲットの下見です。
雪の降る寒空の下、わずかな暖を飲み物で取る二人。

「夜景が綺麗ですね。これが仕事でなかったら…と思いますよ」
「俺も、隣が綺麗な姉ちゃんだったら…と思うぜ」
「私では何か不満でも?」

任務とはいえ、早く帰りたいのもまた事実。


月だけがぽっかり浮かぶ深夜。先日下調べをした博物館へ来ました。
どんな警備システムも、恐らく彼らを捕らえる事は出来ないでしょう。
そして、いくつもの逃げ道と抜け道を作り、笑いながら任務を遂行するのです。


バショウに無理矢理渡されたプリン。
他にポケモンがいないため、ブソンは仕方なく育てていきます。でも、やるとなったら徹底的にやる性格の彼。
プリンは、プリンとしては珍しいくらい強くなっていきました。
なぜかプリンは、トレーナーであるブソンが大好き。彼の苦々しい表情もまったく気にせず、いつもくっついています。


バショウのグラエナは、彼にとても忠実です。どんな無理難題にも応えようと、それはそれは必死で頑張る健気なポケモン。
このグラエナは、バショウの怖さをよく知っているようです。
ポケモンに特別な感情を持たないトレーナー。その彼に逆らえばどうなるか、ちゃんと分かっているのです。


ロケット団本部からの指令は、デリバードが担当しています。
通信機器は時として痕跡が残ってしまうので、二人はあえてポケモンを使うのです。
必要な機材や物資は、デリバードにメモを渡せば、後日本部の特別配達局から担当者が直接持ってきます。こうして、新しい任務のたびに二人はじっくりと計画を練るのでした。